桃の花は薔薇科に属するのです
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得難い恋だった。初めての邂逅から、ずっと目で追い続けた相手であった。彼女の希にしか見えぬ笑顔を望んでいたし、何より彼女の気高く清らかな精神を愛していた。
唯、追う恋に少し疲れていたのかもしれない。
彼女の等しく振る舞われる情に堪り兼ねて触れた彼女の肌は、冬の空気のように冷たく張りつめていた。
世界で一番美しい友情に関する一考察
→お題配布元：ロメア様（http://romea.web.fc2.com/）
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